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2018/03/19

Logbook P.54 治療開始

  「それは災難であったな。」
魔神は俺の話を聞くなり、同情してくれた。今まで、誰も助けるどころか話すら聞いてくれなかった。そのためか、魔神の同情がかなりありがたく感じる。俺はため息を吐きながらクラッキングで痛くなった腰を摩った。
「腰よ。その案件、我に任せてもらえぬか。先の詫びとして尽力したい。」
魔神、凄くいいやつだな。改めて思う。俺は少し伸びてきたヒゲを弄りながら、魔神に治療を頼むことにした。

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