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2018/03/12

Logbook P.48 俺の力

  「と、まぁこんな感じやな。」
同志は回想を終わらせた。この話によると、俺の異世界転生には第四実験棟が関わっているのかもしれない。どうにせよ、移転方法が曖昧すぎてどうにもならない。俺はため息交じりに腰を振動させた。で、俺の異能はなんなんだ。俺は同志に聞いてみる。
「え。冗談やなかったの。ここまで乗ってみたけど、冗談かと思っとたわ。」
おいおい、俺はの腰はいつだって大まじめだ。俺は同志に詰め寄る。
「特別に教えたるわ。サイトーさんの異能は…「キャビテーション」やで。」
キャビテーション。聞きなれない単語に、俺は若干の興奮を覚えた。

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