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2018/02/11

Logbook P.26 開戦

 大会当日、チーム「4ストロークエンジン」は体育館にそろっていた。その前方ではグミオタが開会の挨拶的な時間調節をしていた。その間に俺は他のチームを観察することにした。
 右隣に固まっているチームは、チーム「一号館」。デッキの奴らのチームだが、少々ネーミングセンスを疑う節がある。それはさておき、メンツはテランゴ、同志、おっちゃん、ふみ、そして前にいるグミオタ。このチーム、グミオタ以外強そうだな。
 左隣のチームは、チーム「カッター部」。名前の通り」カッター部で構成されたチームだが、強そうなやつらが多くて勝てる気がしない。おい星太。隣に移ろうとしんじゃねえ。
 最後のチームは、カッター部の隣で固まっているチーム「魔神」。女子のチームだが、どうやら学科混合チームであるようだ。編成は、魔神さん、エビ、ポリプロさん、段、御鶴。このチームには勝ちたいところだ。
 そうこうしているうちに、グミオタの話が終わろうとしていた。
「ってことで、たいへん長らくお待たせしました。第一試合はAコートで、一号館と4ストロークエンジン、Bコートでカッター部と魔神となっておりますので、速やかに移動してください。」
グミオタの話が終わり、みんなが続々と移動し始める。そして、俺達の異能力バトルが始まる。

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