「遊☆王!!デュエルモンスターズ!!」
唐突な奇声に驚いて、俺は目を覚ました。どうやらスペイン語の授業中に寝落ちしてしまったようだ。今日も流通のレッドデーモンは訳の分からないことで授業を中断させている。
「どっちでもいいのですが、私はですね…」
先生の方も突っ込まなくていいんですよ。早くこの講義終わんないかな。俺はそんなことを考えていた。
テランゴと熱い下ネタで結ばれたあの日から、早くも1ヶ月経っていた。世間はハロウィンのからクリスマスのムードへと移ろいゆき、気温もだんだんと下がっている。果たして俺はクリスマスまでに彼女ができるのだろうか。いや、例年通り、ママとクリスマスデート&ディナーを楽しむのも悪くない。それにしてもつまらない講義だ。俺はもうひと眠りすることにした。
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