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2018/02/06

Logbook P.24 同志

 俺が食堂についた時には、すでに長蛇の列ができていた。グミオタに時間をとられたせいで学食の波に乗り遅れてしまったでようだ。俺はしぶしぶと最後尾に並ぶ。するとそこには、大洗女子学園の校章をつけた男がいた。この男は俺のミリヲタ同志で且つカメラ同志であり、俺は同志サカモトと呼んでいる。同志は俺に気が付くとすぐに声をかけてきた。
「サイトーさんお久しぶりやん。」
俺も同志に挨拶を返し、俺たちはたわいもない会話を始めた。
「そういえば、サイトーさん異世界転生するって言ってはったけど、あれはどうなったん。」
なん…だと。俺はそんなことを言っていたのか。これは俺が移転したことに関してかなり重要な情報ではないか。俺は詳しい情報を同志に求めた。
「えっ、どげんしよっかな~。」
くっ、これだからリア充は。早く情報をよこすんだ。俺は同志にせがんだ。
「じゃあ、来週の学科対抗異能力ドッジボール大会でサイトーさんが活躍したら教えてあげる。」
そう来たか。かなり抽象的な条件だが、細かいことは気にしていられない。そしてRPGのイベントの如く、俺の異能力ドッジボール大会参戦が決まった。

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