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2018/01/28

Logbook P.15 対価

 TKNが行ってしまった後、俺とあつくは俺の抜けた腰を戻すのに苦戦していた。あつくは抜けた腰を押しながら俺に問いかける。
「本当に充電してもらって良かったの。」
あつくよ。何を言っているのだ。死にかけた俺のスマホを、彼は充電してくれたのだ。俺はあつくを諭した。だが、あつくは食いついてくる。
「異能の対価のこと忘れたの。」
異能の対価。俺は聞きなれないワードを耳にし、あつくに問い返した。
すると、あつくは微妙な顔をして語り始めた。

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