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2018/01/26

Logbook P.13 TKN

 充電は残り7%。俺のスマホには一刻の猶予もない。だが、俺には仲間がいる。俺は勝手に熱くなり、TKNにモバイルバッテリーを借りることにした。TKN、モバイルバッテリー貸してくれ。俺の頼みに対し、TKNは腑抜けた口調で応える。
「モバイルバッテリーなんて必要ないだろ〜。俺にスマホを渡すんだ〜。」
こいつは何を言っているんだ。まさか、この機に乗じて俺のスマホにイタズラするつもりなのか?俺が不審に思っていると、唐突にTKNが問いかけてきた。
「おい腰〜、まさか俺の異能をわすれたのか〜。」
相変わらず、怒っているのかいないのか分からない口調だ。だが、このまま行くと本当に怒りそうだと思った俺は、スマホを渡すことにした。グッバイ愛しのスマホ。ツイートはは下書きに残し、俺はスマホを渡した。

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