俺は今、かなり興奮している。興奮のあまり、鼻息によって鼻水が飛散するほどだ。俺たちは予定通りに海上自衛隊の基地を見学しており、現在進行形で護衛艦の設備を見学している。俺はおもむろに艦体に触った。艦体はひんやりと冷たく、俺の手のひらの温もりを奪っていった。船は英語で「She」と表記する。つまり俺は今、護衛艦という女性にボディタッチしているのだ。そう思うと興奮が止まらない。もう彼女なんてどうでもいい。俺はそう思いながら艦体を撫でた。俺の興奮のキャパシティは限界を超え、気が付いた時にはすでに鼻血が溢れていた。
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