また負けた。そう悔やむ俺をよそに、男は足をタオルで拭き始めた。俺はその姿を涙目で見つめることしかできなかった。男は靴を履き、立ち上がる。するとこちらを向き、俺に優しく言った。「精進なさい」。その言葉を言い終わるとすぐに、男は立ち去ってしまった。俺は急いで靴を履き、追いかけた。割とすぐに追いついた俺は、男に向かって叫んだ。「アカウントを教えてください」。その年配の男は右手を少し挙げると言った。「いっぱいあってなぁ」。
俺は深追いはしなかった。近くのベンチへ腰掛け思いにふける。俺も師匠のようなツイッタラーになります。そう願をかけ、ツイートした。
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